2025年10月23日〜11月2日、マレーシア・クアラルンプールの「DE-Market」「SEIBU The Exchange TRX」にて開催された【マレーシア・島根フェア】に参加してきました。
島根県としても初開催となる今回、島根県内の食品等製造事業者７社が渡航し試食・試飲販売を行いました。
「DE-Market」は地元の商品はもとより高品質な輸入食材を多く取り扱っている高級スーパーマーケット。「SEIBU The Exchange TRX」は国際金融エリアとして開発が進められており、マレーシアで初出店となる西武百貨店です。
そのうち、当社は「DE-Market」にブースを置かせていただきました。

今回マレーシアの食品輸入卸業者 Mamami Shoppe (M) Sdn. Bhd.さまより当社がオーダーをいただいたのは『神倉大豆のソイプロテイン』。
マレーシアは「健康」や「安全・安心」への関心が高く、「大豆」「米糀」「沖縄黒糖」「食塩」という非常にシンプルな原料のみで製造されている点、さらに飲みやすく美味しい！と高く評価いただき、参加が実現しました✨

足を止めてくださったお客様はマレーシアに住んでいる中華系のお客さまを中心に、女性で年齢はさまざま。妊娠中だというお客様もいらっしゃる中で、“大豆イソフラボン”や“ホルモンバランスを整える”という説明も自然に理解いただけました。そのほか少し踏み込んだ質問なども多く、健康志向の高さがうかがえました。
豆乳や豆腐など大豆製品を日常的に召し上がるということで、DE-Marketのお客様にとっては親和性の高い商品だったのだと思います。
今回は商品について正確にわかりやすく説明することが重要なので、現地の中国語と英語が話せるプロモーターさんにお任せして、その時間は今回の渡航を今後の販路拡大にとって有意義なものにすべく、積極的にショッピングモールやスーパーを回り、プロテインや味噌、日本の食材などについてリサーチを行いました！

中心地から少し離れた、高級住宅街で知られるバングサ（バンサ）地区にあるショッピングモール「バングサ（バンサ）ヴィレッジ」。

オーガニックのコーヒーや豆乳パウダー、オーツミルクなどが揃っています。数は少ないですが味噌もおいてあります。

その他色々なスーパーを巡りましたが、場所によって価格差こそあれ、味噌に限らず日本とほぼ変わらないくらいの調味料や食材が豊富に揃っていて、リタイア後にマレーシアに移住する方が多くいらっしゃるのも納得です。

実は、渡航中の10/26にはまさにクアラルンプールで「第28回日ASEAN首脳会議」が開催されていました。町中に看板や国旗が掲げられ、要人が宿泊していると思われるホテルの前には警備にあたるたくさんの警察官が立ち並んでおり、物々しい雰囲気でした。

ブキビンタン地区にある巨大ショッピングセンター「パビリオン」はこのエリアのランドマーク的なスポットで、ハイブランドからファストファッションブランドまでさまざまなショップやレストランが入っています。

数日前の10月20日がヒンドゥー教の“光の祭典”とも呼ばれる「ディパバリ」というお祭りの日だったので、各所に砂の装飾が施されていました。
マレーシアの人口の民族構成は70％がマレー系、23％が中華系、7％がインド系。そのため、各コミュニティを中心にそれぞれの宗教（イスラム教／仏教／ヒンドゥー教）のお祭や宗教的なイベントが時期に応じて開催されるそうです。

日本ではあまり見られない光景ですが、イスラム教においては豚肉やアルコールが禁止されている（ハラーム）ため、スーパーでは売り場＆レジが別のエリアに設けられ、レストランも分かれています。マレーシアは複数の宗教が共存している多民族国家なので、さまざまな異文化に刺激をうけた渡航となりました。

最後に今回のマレーシアへのフライトが夜だったので、その前にいつもお世話になっている「日比谷しまね館」へご挨拶にお邪魔してきました！

もちろん入り口中央は「ばけばけ」！
当社の「しまねっこののどぐろ味噌」もありました〜♪

10月4日に発売開始したばかりの「にゃんもにゃにゃ オールインニャンクリーム」や「にゃんもにゃにゃ」のお味噌汁＆ぜんざい、お味噌もたくさん置いていただいています。
来年はぜひイベントにも参加したいと思います🎉